プライベートで無意識に行ってしまう看護師の癖

看護師として働いている人の中には、プライベートで過ごしている時も無意識に仕事に関わる癖が出てしまうという人も少なくないだろう。

比較的多いのが周囲のへの目配せである。
体調を崩した時に自身が患者の立場として別の病院に通院しているにも関わらず、待合室で医師や看護師の動きを目で追ってしまうといったケースだ。チームワークが要求される仕事で、自分の役割をこなしながら周囲への目配せも常に怠ることができない看護師ならではの癖と言えるだろう。
そのほか、診察を受ける前に記入する問診表をカルテのような書き方をしてしまう人もいる。

友人と過ごしている時にもうっかり看護師の癖が出てしまうこともあるだろう。そのひとつが言葉使いだ。
いつの間にか友人を患者と錯覚してしまい、必要以上に体を気遣って診察のような質問をしてしまったり、別れの挨拶が「お大事」など仕事で使う言葉になってしまうこともある。また一緒にいる人が日常的に薬を服用していると、どういった薬を処方されているかを知りたくなってしまうのも看護師という仕事に携わっている人ならではの好奇心だろう。

自宅でリラックスしている時でも医療系テレビドラマの設定や看護師の仕事振りに思わず意見を述べたり否定をしているのもプロとしての意識の高さによる癖と言える。看護師の制服はカルテに記入するためのペンや包帯を切るハサミが収納できる胸ポケットが付けられている。普段仕事をしている時にそのポケットから取る癖がついていることで、家でもついつい無意識に胸の辺りを触って探してしまう人もいるようだ。